おうちで稲を育ててみませんか?
バケツ稲とは、バケツのなかに田んぼをつくり、稲を植えて育てることです。田んぼがなくてもバケツと土があれば、誰でも庭やベランダなどで手軽に稲作を体験できるのがバケツ稲の面白さです。今回は6人のお母さんと12人のちびっこ部員が参加し、笑顔いっぱいの楽しいワークショップとなりました。
冒頭、もぐもぐごはん部の海老原キャプテンのごあいさつに続き、JA全農とちぎ米麦部の湯澤先生がバケツ稲のつくりかたを実演していただきました。土を混ぜたり、バケツに水を入れて苗を植え替えたりする作業を見ながらちびっこ部員は真剣に湯澤先生の話を聞いていました。
実演のあとはいよいよバケツ稲づくりの開始。3種類の土を混ぜる作業では土遊びの感覚で楽しみながら混ぜることができました。土の入ったバケツに水を入れ、苗をバケツに植え替える作業では手や洋服が泥だらけになるのも気にせずに一生懸命に取り組み、親子で力を合わせてバケツ稲をつくることができました。
また、牛乳パックを使って、育苗箱づくりにもチャレンジ!育苗箱は、お米の種をまいて、苗を育てるための箱です。「お米の赤ちゃんのためのベッドだね」と子どもたちは楽しそうに、シールを貼ってデコレーションしたりお絵描きを楽しみました。自分だけの育苗箱で、種から育てるお米は一段と愛着が湧きます。今年の秋は、おいしいお米が食べられますように。
そしてお待ちかねのもぐもぐタイム。今回は日本穀物検定協会主催の令和6年産お米の食味ランキングにて、特A(コシヒカリ 県北)を獲得したとちぎのお米の食べ比べです!つやつやとしたもちっと弾力のある粘りが特徴の『とちほのか』、粒が大きくふっくらとうまみ成分を多く含んだ『なすひかり』、ぷくっと大きく、豊かな甘さが特徴的な『とちぎの星』の3種類です。いずれも会場内の炊飯器で炊きたてを食べ比べをしました。
今回初めてもぐもぐごはん部のイベントに参加したという方は「子どもたちはパンが好きでよく食べるので、栃木のお米をもっと食べてほしいと思い、参加しました」と話してくれました。おいしそうにご飯を食べる子どもたちに「どのご飯がおいしかった」と聞くと、「全部おいしかった!」とのこと。みんなお腹一杯食べて大満足の様子でした。
今日苗を植え替えたバケツ稲を大切に育てて、秋にはおいしいお米を食べてくださいね!もぐもぐごはん部では、今後もとちぎのおいしいお米を楽しく学べるような活動をどんどん行っていく予定ですので、これからもよろしくお願いします。次回のもぐもぐごはん部の活動もお楽しみに!